☆3 タップに強くなる
今回は、タップの話をします。
CHUNITHMの中で最も多く出てくるノーツはタップでしょう。曲によってはスライドが一番多いなんていう譜面もありますが、叩く回数が一番多いのはタップです。ですから、タップのスコアが98%とかだと高得点はとりづらいです。その為、タップに強くなる方法を紹介します。
まず、タップを取ることにおいて大切なのは、押すことです。CHUNITHMの場合、擦っても一応取れますが、擦りは流石にトリルなどでは使いづらい上、メリットも特にないので、ほとんどの人がタップは押して取るものだと認識していると思います。その押すというのが非常に大切で、絶対に避けては通れない行為の一つです。そして、ただ押すだけではなく、押し方がとても大切で、押し方一つでタップに強くなれるかどうかは変わります。
✕強打のし過ぎ
✕手を常に広げ過ぎ、すぼめ過ぎ
✕手を上げなさすぎ、上げすぎ
✕指押し地帯などの、擦りが有効になりうるような所以外での擦り
このような押し方だと、上達の速度に支障をきたしてしまいます。
強打のし過ぎと手の上げすぎは、どちらも無駄に体力を持ってかれます。体力譜面で勝負が出来ず、結果タップが間に合わず、苦手意識を持ってしまうことがあると思います。
まず、自分で1回動画を撮ってみて、他の人と比べてみて、明らかに自分の叩く音が大きかったり、手を上げている位置がいちいち高かったりする場合は、無駄に体力消耗をしている可能性があります。対策は、当然その逆のことを意識してやっていけばいいのですが、癖が既についていると、最初は中々出来ないと思うので、少し大げさにやってみて、段々と強打をしない、また手を上げすぎないようにしましょう。
次に、手を広げ過ぎたり、すぼめ過ぎたりする場合ですが、手を広げ過ぎると、すぐ近くにあるタップを巻き込んで取ってしまい、結果的にアタックが出てしまうということがあります。そして、逆に手をすぼめ過ぎると、今度はタップそのものを取れずミスしてしまうことが多いです。
ただですね、これらは基本の取り方としては難がある一方で、逆に使わないと上手く取れない譜面も少なからずあるんですよね。その為、強打のし過ぎと異なり価値が一切無いものでも無いんですね。とはいえ、手の広げ方を駆使するのは虹レになってからでも充分マスターできる上、その技術が必要ない譜面の方が多いので、今はとりあえず一番万能な取り方をした方がいいです。ただ、既に癖が付いてしまって中々変えられないという人は、少しずつでも直していくことを意識しつつ、
○広げ過ぎな人
・リズムよく叩く
タイミングが完璧なら、8分のノーツまでは大体巻き込みません。その為、JCを出せば何とかなります。
○すぼめ過ぎな人
・タップ、タップの切れ目をよく見る
押してる範囲が狭くても、正しい所を押せれば問題ないです。
これらのことをこなしていけば大きな支障は出ないと思われます。先程も書いた通り、手の広げ方を変えるのは虹レになってからでも良いので、まずは基本をマスターしましょう。
そして、最後の擦るというものですが、擦りはCHUNITHMにおいてもはや必要なテクニックと言えます。16分割のタップ階段を指押しで取るのは極端に難しいです。スライダーも広いので、正直言って無謀です。ですから最終的には出来なくてはなりません。ここでいう擦りは、そういったテクニック的なものでなく、ただ単純に譜面が見切れないから手をとりあえず擦っておく、と言ったものです。
これだとただ凌いでいるだけで、次に繋がりません。指押しでも取れそうなタップなどを擦って取ってAJなどを出してる人もいますが、それは擦りにおいてかなり上級テクニックを身に付けているからであって、いきなり出来るものではありません。もし、全く見えずに擦ってしまうような譜面があるなら、その譜面は自分にとって難し過ぎると思って下さい。これの対処法は、
・プレイする曲の難易度を下げる
地力を上げてから再挑戦する方法です。難しくて擦るというのは、裏を返せば簡単なら擦らないので、簡単な曲の方が早く上達するなんてことは良くある話です。
・出来ない部分の対策を行う
一見、その場しのぎに見えなくもない方法ですが、CHUNITHMでは似たような譜面が来ることもあり、難しい部分を一つでも出来れば、自信にもなり、技術も上がると思います。
この二つが分かりやすい方法だと思います。とにかく、大切なのは捌くことを放棄しないことです。頑張って取るという気持ちも必要です。
本題に入りますが、タップに強くなる方法として、
・タップの多い曲をやる
・他の音楽ゲームもやってみる
・力加減を意識する
☆難・片手で3つの階段を指押しで取れるようにする
タップの多い曲をやるというのは、とにかく経験を積むという方法です。ただ好きな曲だけやるよりかは早いと思います。
他の音楽ゲームをやるというのは、例えば、太鼓の達人をバチではなく素手でやったとしたら、それはずっとトリルをしているようなものです。また、SDVXは、指押しの練習になります。ゲームセンターのゲームでなくても、DeemoはCHUNITHMに比較的似ているゲーム性です。
様々なゲームをすることによって、色々な部分が鍛えられます。その結果、CHUNITHMでも他のゲームの経験が活かされ、上達できることがあります。特に、エアーなどはCHUNITHMの独自要素であり、他のゲームでは練習が出来ませんが、大体のゲームにはタップノーツがあるので、タップは特に鍛えやすいです。
力加減を意識するというのは、CHUNITHMに関わらずどの音楽ゲームでも重要になることです。特に、CHUNITHMは他の音楽ゲームと比較しても腕を動かす量は少なくないです。せっかく技量は足りてるのに、体力切れで取れないというのは悲しいです。ですから、その対策として、体力消耗を減らすというのが最も有効だと思われます。体力を付けるというのは、正直あまり効果が感じられませんでした。全押しを続けるには体力が必要な感じはしますが、いくら体力があっても無駄に強く叩いたりしてては結局体力切れを起こすでしょう。そして、体力消耗を減らす最も有効な方法が、タップの力加減を丁度良いものにすることです。とはいえ、自分がどのくらいの強さでタップを叩いているかは分かりづらいです。そこで、タップの強さを確認する方法は、動画撮影(直撮り)ができる環境で、実際に撮ってみたり、あるいは近くにそういった環境がない場合は、イヤホンを外して確認してみるなど、いくつか方法はあります。叩いている音が聞こえないから確実に大丈夫という訳ではありませんが、聞こえるのなら多分強く叩き過ぎです。そういう方は、少しでも弱く叩く意識をした方がいいです。意識することが大切で、直ぐには感じられないと思いますが、意識し続けてしばらく経つと、昔の自分はこんなに強く叩いていたのかといった感情が生まれると思います。
片手で3つの指押しを取れるようになるというのは、CHUNITHMから音楽ゲームを始めた人にとってかなりの難関です。というのも、CHUNITHMでは5つ以上の階段は大体擦って取ったほうが良い成績を残せるので、あまり需要を感じられないと思います。それでも、将来、技術が上がってJUSTICEの数まで気にするようになったら、擦ってとるより指押しをした方がやりやすいと思います。かなり後の話かもしれませんが、それだけに、出来るようになるとかなりの強みになります。これが出来るだけでもうタップに強いと言っても問題ないくらいです。とはいえすぐに身に付けなければならない技術ではないので、焦らなくていいと思います。
多くの話をしましたが、まとめると、
1・自分の叩き方を見直す
2・実践を多く行う
3・飽きないように工夫する
これが重要です。ゲームをやってるのにつまらないという状況になってしまうともう何の為にやってるのかがよく分からなくなります。そのため、たまには別のゲームをしたり、目標をたててそれに向かっていくというのがポイントです。